ヨハネの福音書三章

ヨハネの福音書三章

ヨハネの福音書三章 パート1 「ヨハネの福音書三章」 <クラスのはじめに> 今、A・Wトウザーの「神への渇き」という60年以上前に書かれた本を読んでいます。タイトルからもわかるように、神に対して飢え渇きを持つことの大切さが語られている内容なのですが、今はこれまでの時代以上に、この神への渇きというものが必要とされているのではないかと思います。今、私たちは不安定な世界情勢や自然災害、コロナなど、様々な問題に囲まれ、今までとは違ったことがどんどん起って来ていて、聖書的な観点から言ったら、いよいよ終わりの時だと感じます。...
人の友、イエス

人の友、イエス

最後にもう一つ話したいと思います。 ヨハネ2章、カナの婚礼のことが書かれている前の1章にはバプテスマのヨハネのことが記されています。このバプテスマのヨハネはメシアであるイエス様が公生涯に入られる前に、主の道を整えるために神につかわされた人で、旧約聖書で預言されていた人です。 預言者イザヤの書に、...

しるし

水がぶどう酒に変わる。これはただの物語ではありません。歴史上、実際に起った事実です。科学的に説明不可能な本当の奇跡です。 そしてこの奇跡をヨハネは「しるし」と記していますが、それはイエス様がメシアであることのしるしです。このしるしは、イエス様を信じ従ってきた弟子たちに、さらなる確信を与えることになったのです。 またもう一つ、見落としてしまいがちなのですが、この奇跡が成される過程の全てを目にしていたのは、弟子達でも花婿でも料理がしらでもなく、婚礼の給仕として仕えていた僕たちだったということです。ヨハネ2章9節にはこうあります。...