ICHTHYS イクサス

「サタンの反乱–艱難期への序章」出版にあたって

ichthys.comに「サタンの反乱」の著者であるロバート・D・ルギンビル博士の読者との興味深いコミュニケーションを見つけました。この訳本の出版にあたり、読者の皆さんにご紹介したいと思いました。というのは、多くの人が持っているかもしれない共有する質問者の質問(私も同じ質問を持っていましたので)と、博士の答えからさらに養われることになり、また博士のお人柄に触れることができると思ったからです。 https://ichthys.com/mail-eschatology-issues83.htm#2026 質問#11  親愛なる教授、 ...

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背教/艱難期/携挙

マタイ24章4-12節:  そこでイエスは答えて言われた、「人に惑わされないように気をつけなさい。  (5)  多くの者がわたしの名を名のって現れ、自分がキリストだと言って、多くの人を惑わすであろう。  (6)  また、戦争と戦争のうわさとを聞くであろう。注意していなさい、あわててはいけない。それは起らねばならないが、まだ終りではない。  (7)  民は民に、国は国に敵対して立ち上がるであろう。またあちこちに、ききんが起り、また地震があるであろう。  (8) ...

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パウロのヘブル人への手紙 イントロ-7

III.  ヘブル人への手紙の背景 誰がヘブル書をエルサレムに持ち込んだのか、定かではありません(テトス3章12節。おそらくテキコTychicusでしょう:第二テモテ4章12節も参照してください。あるいは、名前の知られていない忠実な信者であったかもしれません)、またパウロがエルサレムにいる誰に最初に託すように命じたのかもわかりません。 しかし、手紙を届けた者が誰であれ(ローマ16章1-2節参照)、その使徒<パウロ>が親しくしていた人に最初に渡すように指示されていた可能性は高いでしょう。...

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パウロのヘブル人への手紙 イントロ-5 (英文からの簡易訳)

5. パウロ自筆の肯定的な証拠 パウロがヘブル人への手紙を書いたことを示唆する多くの証拠もあります。 例えば、ヘブル人への手紙に匹敵する規模を持ち、多くの重要な類似点を持つローマ人への手紙を考えてみましょう。 どちらも権威ある人物によって書かれましたが、その人物は当該教会の創立者ではありませんでした。 そのため、どちらも弁明で終わっています(ローマ人への手紙では大胆に:ローマ15章15節、ヘブル人への手紙では簡潔に:ヘブル13章22節)。 両書簡ともテモテを協力者として挙げています(ローマ16章21節では最初に、ヘブル13章23節では唯一)。...

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