パウロのヘブル人への手紙 イントロ-7

パウロのヘブル人への手紙 イントロ-7

III.  ヘブル人への手紙の背景 誰がヘブル書をエルサレムに持ち込んだのか、定かではありません(テトス3章12節。おそらくテキコTychicusでしょう:第二テモテ4章12節も参照してください。あるいは、名前の知られていない忠実な信者であったかもしれません)、またパウロがエルサレムにいる誰に最初に託すように命じたのかもわかりません。 しかし、手紙を届けた者が誰であれ(ローマ16章1-2節参照)、その使徒<パウロ>が親しくしていた人に最初に渡すように指示されていた可能性は高いでしょう。...

荷物のかたわらにとどまる人たち

十月四日 荷物のかたわらにとどまる人たち (ひとしずく六〇七)  ダビデは自分の主君イスラエルの王サウルの手を逃れていました。それは、サウルが国民の人気を集めているダビデによって自分の王位を失ってしまうことを恐れていたからでした。 ダビデはもはや逃げ場がなく、手勢わずかの軍と共にサウルの敵であるアキシ王(ペリシテの王)のところに身を寄せていまし た。  アキシ王及びペリシテの他の王たちは、イスラエル、つまりサウル王との戦いに、ダビデとその兵士を連れて行くことを許さなかったので、ダ...