ダーク・トゥ・ライト

闇から光へ

「光はやみの中に輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった。」

(ヨハネの福音書1章5節)

2024年 元旦の祈り

元旦の祈り 年の初めに、大きな地震が能登半島で起こりました。 元旦にこのようなことが起こるということについて、主はきっと何かを語られたいと思っておられるに違いない、と妻に言われて、考えていた時、この聖句を思い出しました。  また明け方には『空が曇ってまっかだから、きょうは荒れだ』と言う。あなたがたは空の模様を見分けることを知りながら、時のしるしを見分けることができないのか。 (マタイ16章3節)...

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パウロのヘブル人への手紙 イントロ-7

パウロのヘブル人への手紙 イントロ-7

III.  ヘブル人への手紙の背景 誰がヘブル書をエルサレムに持ち込んだのか、定かではありません(テトス3章12節。おそらくテキコTychicusでしょう:第二テモテ4章12節も参照してください。あるいは、名前の知られていない忠実な信者であったかもしれません)、またパウロがエルサレムにいる誰に最初に託すように命じたのかもわかりません。 しかし、手紙を届けた者が誰であれ(ローマ16章1-2節参照)、その使徒<パウロ>が親しくしていた人に最初に渡すように指示されていた可能性は高いでしょう。...

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荷物のかたわらにとどまる人たち

十月四日 荷物のかたわらにとどまる人たち (ひとしずく六〇七)  ダビデは自分の主君イスラエルの王サウルの手を逃れていました。それは、サウルが国民の人気を集めているダビデによって自分の王位を失ってしまうことを恐れていたからでした。 ダビデはもはや逃げ場がなく、手勢わずかの軍と共にサウルの敵であるアキシ王(ペリシテの王)のところに身を寄せていまし た。  アキシ王及びペリシテの他の王たちは、イスラエル、つまりサウル王との戦いに、ダビデとその兵士を連れて行くことを許さなかったので、ダ...

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その聞くところによらず…

その聞くところによらず…

彼は主を恐れることを楽しみとし、その目の見るところによって、さばきをなさず、その耳の聞くところによって、定めをなさず ...(イザヤ 11章3節) 主のおきては完全であって、魂を生きかえらせ、主のあかしは確かであって、無学な者を賢くする。(詩篇 19篇7節) 人々はペテロとヨハネとの大胆な話しぶりを見、また同時に、ふたりが無学な、ただの人たちであることを知って、不思議に思った。そして彼らがイエスと共にいた者であることを認め、(使徒行伝 4章13節)...

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静けさ

静けさ

 ...主は答えて言われた、「マルタよ、マルタよ、あなたは多くのことに心を配って思いわずらっている。 しかし、無くてならぬものは多くはない。いや、一つだけである。マリヤはその良い方を選んだのだ。そしてそれは、彼女から取り去ってはならないものである」。(ルカ 10:38-42) 目標を目ざして走り、キリスト・イエスにおいて上に召して下さる神の賞与を得ようと努めているのである。(ピリピ...

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信仰のテスト

信仰のテスト

ある日のこと、イエスは弟子たちと舟に乗り込み、「湖の向こう岸へ渡ろう」と言われたので、一同が船出した。 渡って行く間に、イエスは眠ってしまわれた。すると突風が湖に吹きおろしてきたので、彼らは水をかぶって危険になった。 そこで、みそばに寄ってきてイエスを起し、「先生、先生、わたしたちは死にそうです」と言った。イエスは起き上がって、風と荒浪とをおしかりになると、止んでなぎになった。...

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