光とやみ

光とやみ この言(ロゴス)に命があった。そしてこの命は人の光であった。 光はやみの中に輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった。(ヨハネ1章4,5節) ここで命について述べられています。ヨハネの福音書の1章14節を読むと「言(ロゴス)」は「父のひとりご」であるとあるので、神のひとりごであるイエス様のことであるとわかります。 そして言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った。わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、めぐみとまこととに満ちていた。(ヨハネ1章14節)...

ロゴス

ロゴス パート1 初めに言(ロゴス)があった。言(ロゴス)は神と共にあった。言(ロゴス)は神であった。この言(ロゴス)は初めに神と共にあった。すべてのものは、これによってできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった。(ヨハネによる福音書1章1~3節) 新約聖書の原本は、ギリシャ語で書かれていました。そしてこの「言」(口語訳聖書)「ことば」(新改訳聖書)と訳された原語は「ロゴス(λόγος,logos)」です。...

嵐に耐え得るために

嵐に耐え得るために 阪神大震災から24年となりました。そして8年前の東日本大震災から今まで、多くの地震や津波、噴火や洪水に見舞われてきました。聖書の預言によれば、これからますます、こうした自然災害は世界のあちこちで起こってくるでしょうし、自然災害ばかりか、世界の経済や政治も混沌としてくることと思います。 このような変化の波が、自分の身近なところまで迫っているように思うと不安を感じてしまいますが、神の御言葉にある約束を思うと平安が与えられます。...

はじめに

はじめに ひとしずくという日々のデボーショナルなメールの配信を受けているある人から、 ヨハネの福音書についての解釈をお願いされました。私は、一介の伝道者で、学者でも神学者でもありませんが、聖書の学びを通して、神の真理に触れることに、非常な喜びを抱いている者です。  ...
泥に咲く花

泥に咲く花

泥に咲く花 暗きを創造された神 どうだっただろう? もし、光だけで闇がなければ。 もし、朝と昼だけで夜がなければ。 もし、春夏秋だけで冬がなければ。 もし、晴れの日だけで、曇りと雨の日がなければ。  私たちはともすると、光や暖かさ、そして安楽だけがあればいいのにと思いがちです。しかし、聖書には、「わたしは光をつくり、また暗きを創造し…」(イザヤ45章7節)また「暗黒を朝に変じ、昼を暗くして夜となし…」(アモス5章8節)とあります。...