9月14日

人としての本分  二〇一二年秋 ひとしずく九二六 神様に祈る人は少なくない。あれをして下さい、これを与えて下さいと。 祈ることは決して悪いことではない。 しかし、ただ自分側の願望を主に叶えてもらうためだけに祈り、 それが叶わないなら、主を疑ったり信じるのをやめてしまったり、 主がなさろうとしていることを受け入れたくなかったりといったふうでは ただ神様をいいように利用しているだけではないかと思う。 私も、信じるのをやめることこそないけれど、 しょっちゅうそうした態度に陥ってしまう。 私たちは思い出さねばならない...

9月13日

隠れた破壊パワー     「モア・パワー」 マーリン・キャロザース著からの抜粋  ひとしずく一二七五に掲載    批判的な精神は、いつも人をあて推量しようとします。「彼は『こう』言ったけど、本心は『ああ』だったんだ。彼はこのことを私に言ったけど、恐らく、 他の人には別のことを言っているんだろう。  裁きは何と厳しい重荷でしょうか!  裁きには、ある程度高慢という要素が入っています。私たちは、あまりに確信をもって「知っている」と言います。そして、その知識によって私たちは得意になるのです。...

9月12日

我が家の移動教室  二〇一二年秋 ひとしずく九二五    今、子供たちは、毎日のように畑仕事に精を出し、おばあちゃんから色々なことを学んでいます。他の人たちにも自分たちの畑で採れた作物を分けてあげたいと、息子は、叔母から使ってもいいと言われた畑を、来年はさらに拡張したいというビジョンを持っています。...

9月11日

弱い時にこそわたしは強い  二〇一二年秋 ひとしずく九二四 ついにレイアウトされたひとしずくの原稿を印刷する段になりました。しかし途中でプリンターのインクが切れたので、新しいインクを入れたのですが、その後どうしたら開けたふたが閉まるのか、わかりませんでした。 私は、いつもプリントをしていてプリンターのことを良く知っている妻を呼んで聞いてみました。しかし、新しいプリンターだったので、彼女もどうして蓋が閉まらないのかわかりませんでした。そして妻は「パパ、説明書読んだらいいのよ」と言って、自分の用事をしに立ち去ってしまいました。...

9月10日

偶然は祈った時に起こる! 二〇一二年秋 ひとしずく九二三    数日前は、私の二番目の娘の誕生日でした。その日の用事を終えてから、私は娘の所に向かいました。ささやかながら誕生日を祝ってあげたかったからです。そして娘の誕生日プレゼントは何がいいか、息子に相談したところ、コンピューターを冷却するファンが必要らしいということでした。   この娘は一日中、コンピューターに向って仕事をしています。そしてこの暑さです。コンピューターを冷却しなければ、使えなくなってしまうのです。
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