第二章 執着からの解放

こころの貧しい人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。(マタイ5章3節) 主なる神は地上に人間を創造される前に、人間の食物と喜びのため有益で居心地の良い世界を用意されました。創世記では創造された森羅万象を「物」と表現しています。これらは人間のために創られましたが、あくまでも人間を外部から補助するものとしてです。人間の心の深いところには神のためだけに取っておかれた宮があります。人間の内側には神がおられ、外側には神からの祝福が数えきれないほどあります。...
闇の中で

闇の中で

あなたがたのうち主を恐れ、そのしもべの声に聞き従い、暗い中を歩いて光を得なくても、なお主の名を頼み、おのれの神にたよる者はだれか。(イザヤ 50:10)