ダーク・トゥ・ライト

闇から光へ

「光はやみの中に輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった。」

(ヨハネの福音書1章5節)

たとえ枯れようと

たとえ枯れようと 二〇一二年九月二十八日 ひとしずく九五〇  美しい花がしぼんでいくのを見て、何故花はしぼむのか?と疑問に思ったことがあります。どんなに美しく咲いても、半日ほどでしぼんでしまう花さえあります。  しかし、その美しい花がどんどん勢いを失い、完全にしぼんで枯れてしまっても、記憶の中に、その花の完璧な美しさがそのままの形で残っているのです。  そして、翌朝、または翌年、記憶通りに同じように完璧な形の美しい花を見ることになります。つまり、花の時期はとても短いものですが、その花の完璧な姿は、ずっと記憶に残っているのです。...

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主によって力づけられる

主によって力づけられる   ひとしずく一六二一  戦いの最中で、意気阻喪しそうに なった時に、もしかしたら、この話が助けになるかもしれません。これはダビデが、遠征に出ていた時、帰ってきたら、自分の家族、また全ての財産が略奪されていた時の聖書の話です。...

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主の警告に耳を傾ける

主の警告に耳を傾ける二〇一三年 ひとしずく一二六一   イエス様を死に定め、またその弟子やクリスチャンたちを迫害した人たちは、自分たちが正しいことをしている、また神に従っていると思っていた場合が多くありました。 人々はあなたがたを会堂から追い出すであろう。更にあなたがたを殺す者がみな、 それによって自分たちは神に仕えているのだと思う時が来るであろう。彼らがそのようなことをするのは、父をもわたしをも知らないからである。」 (ヨハネによる福音書十六章二、三節)...

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新しい人

新しい人  二〇一三年 ひとしずく一二二七 誰でもイエスキリストにあるならば、その人は新しく造られたのである。古いものは過ぎ去った、見よ全てが新しくなったのである。 (第二コリント人への手紙五章十七節)  この聖句を読んで、自分はイエス様を信じているけれども、本当に新しい人になったのだろうか?と疑問に思う人もいるかもしれません。あるいは、新しいスタートを切りたいと思っても、自分の古い癖に何度も陥ると、 その聖書の言葉は自分には当てはまらないようにさえ思えてくるかもしれません。  ...

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弱者のために

弱者のために  二〇一四秋 ひとしずく一六四六   私の友人の息子さんが、うまく歩けない野良猫を見つけて、家に連れていったそうです。よく見ると、前足が曲がっていてしっかりと立つことができないでいたそうです。毛もあちこち抜けてしまっている状態で、動物病院の医師に診てもらったところ、何とその猫はエイズだとわかったそうです。彼らは驚いたと思いますが、エイズならなおさら放り出すことはできない、と話をしているそうです。彼らの思いやりには、感動させられます。...

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決死の覚悟で

決死の覚悟で  二〇一四年 秋 ひとしずく一六四五   今日、久しぶりにJさんに会うことができました。Jさんは、何十年かぶりで特老の看護士の仕事を始めたのだそうです。私と同じくらいの年齢なので、「スタミナ大丈夫ですか?」と尋ねたら、不思議と大丈夫です、と答えました。...

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