全世界の罪のための神の小羊

全世界の罪のための神の小羊 その翌日、ヨハネはイエスが自分の方にこられるのを見て言った、「見よ、世の罪を取り除く神の小羊。(ヨハネ 1章29節) イスラエルの民は、神から自分達の罪のあがないのために、いけにえとして動物を捧げるよう定められており、毎日朝と夕に小羊が捧げられていました。 あなたが祭壇の上にささぐべき物は次のとおりである。すなわち当歳の小羊二頭を毎日絶やすことなくささげなければならない。 その一頭の小羊は朝にこれをささげ、他の一頭の小羊は夕にこれをささげなければならない。(出エジプト記 29章38,39節)...

神をあらわしたひとり子

神を見た者はまだひとりもいない。ただ父のふところにいるひとり子なる神だけが、神をあらわしたのである。(ヨハネ 1章18節) 神は目には見えませんが、神の存在を感じさせ知らせてくれるものはいくつもあります。その一つは神が造られた被造物です。作品を見れば作者がどのような人であるか想像できるように、神のお造りになった被造物は、神の存在とその御性質を反映しています。 神の見えない性質、すなわち、神の永遠の力と神性とは、天地創造このかた、被造物において知られていて、明らかに認められるからである…(ローマ 1章20節)...

めぐみとまこと

めぐみとまこと 律法はモーセをとおして与えられ、めぐみとまこととは、イエス・キリストをとおしてきたのである。(ヨハネ 1章17節) 神の律法はモーセを通してユダヤ人に与えられました。その律法を通して、人々は神とはどのようなお方であられるのか、また何を望まれておられるのかを知り、律法を基準にして行動したのでした。その律法をパウロは、イエスさまに導くための養育掛であったと書簡で語っています。養育掛とは子どもが大人になるまでの間、心身を養い育てるものです。...